tanojinの日記

昔は毎日書いていました。今後は不定期更新です。アフィリエイトをするつもりはありません。

ちびまる子ちゃんから学んだこと

さくらももこさんが亡くなった。

スマホを見ていた父親がいきなり「さくらももこ死去」と言ったが、「しきょって何だっけ?」と理解が追い付かなかった。TLを見たら皆が呟いているのでようやく実感できた。最近のブログなどは読んでいなかったが、「宝石物語」を読んでいたので元気な人というイメージが勝手ながらあった。それに両親と年齢がほとんど変わらないので…想像すらしていなかった。ご冥福をお祈りいたします。

 

なんか、さくらももこさんの代表作「ちびまる子ちゃん」の印象的な話について語りたい。お寿司の回だ。調べたら「まる子 お寿司屋さんに行く」という話だった。

話の内容は題名の通りだが、あえて言うなら友蔵がお金に苦労する話だ。まる子が高級ネタばっかり頼むので、友蔵は安いしめ鯖をずっと食べている。ここでの友蔵の描写がとても上手くて、まる子の手前表面的には太っ腹な所を見せているが、心の中では何度もダメージを受けている。終いには戦車で撃たれる。ここまで読んで「絶対に人には高いものをねだるまい」と思った。ただ、それはこれから頼むものに対してであって、目の前にスーパーの寿司セットなどがあれば迷わず好物のイクラを奪っていた。一体何を学んだのか。

というか7万5千円もしたのか。読み直して分かる料金の凄さ。7万5千円の料理とか見たことないわ…

念の為まる子をフォローしておくと、もともとは彼女の誕生日が近いから友蔵が祖父として何か買ってあげようと言った所から始まる。最初こそまる子も遠慮してトランプ程度にしようと思っていたのだが、友蔵が「なぜもっと本気でほしい物を言わんのじゃ」というからローラースルーゴーゴーを買ってもらい、寿司屋に連れて行ってもらったのである。

結局、花輪君来店など予想外の出来事が立て続けに起こって、お金が足りなくなりローラースルーゴーゴーを返しに行く所で話は終わる。ここから、目算は外れるから余分にお金を持っていた方がいいということも学んだ。(今はATMとかあるけど)でも、7万5千円はどうやっても予想できないので仕方ない。

そういえばまる子とお姉ちゃんと両親でフランス料理を食べに行く話もあったな。あれも高いものはとことん高いことと、目算は大体外れるということを教わった話だった。。

思い出せばちびまる子ちゃんから学んだことは絶対にまだまだあるはずだ。エッセイも読み始めたばかりである。とても残念だ。