tanojinの日記

昔は毎日書いていました。今後は不定期更新です。アフィリエイトをするつもりはありません。

無職の声量

無職になって3ヶ月が経つ。

その間積極的に外出していないため、実家に引きこもる毎日だ。週に2〜3回外に出るペースと思ってくれれば良い。(スーパーなどは除く)多少憧れのあった生活だが、今はできるだけ早くこの生活から抜け出したい。

語弊のある言い方かもしれないが、引きこもり生活はデメリットの方が多い。お金がかかることを避けるため、必然的に出来ることが少なくなる。趣味の旅行も行かなくなった。結果家でゲームをずっとしているのだが、それもなんだか張りがない。

そんな中あることに気が付いてしまった。他人と話す時に声が出ない。親や友達と話す時は普段通りの声量だが、それ以外の他人だと途端に下を向いて声が小さくなっている。現在の状況に対して引け目があるから…だとは思う。

声の大きさについては、敬愛するカレー沢薫氏(作家)も

無職になると人との会話が激減してしまい、3日ぶりに発する声が、面接 本番での第一声ということも珍しくないのだ。それは、か細く、小さく、そして、喉に思いっきりなにかが絡んだ声だった。

—「負ける技術」(カレー沢薫、2015、講談社)より引用

と言っている。最後の「喉に思いっきりなにかが絡んだ声」とまではいかないが、声が全然出てこないといった体験は既に何度かした。話したいのに声が出せない→相手とコミュニケーションが取れないという流れとなる。

もともと他人と話すのは得意ではないが、ニートになる前は営業マンとして会話することを生業としていた身である。カレー沢氏のようにはならないだろう…と思っていた時もあった。

とりあえず、今は声を出して相手と話すことをずっと意識している。話すときには顔を上げることも意識している。そうでもしないと、自分のような社会人男性は人と接する機会が無いため、他人との話し方を本当に忘れてしまう。

なので、就職すれば解決する。悲しいが、それが運命なのだ。。。