先日大きめのミスをしてしまった。レジ誤差だ。プラスになったので、相手から多くお金を貰っていたことになる。
一定時間ごとにレジの中をチェックするが、その日はとても忙しい日でチェックもなかなか出来ず、それどころか忙しすぎて落ち着きを失っていた。「はい次、はい次」って感じだ。焦っても仕方ないのだが、休む暇もなく人がどんどん来るのでつい焦ってしまった。
監視カメラで確認したところ、自分がミスをしていたことが分かった。硬貨の数はちゃんと数えていたが、レジに金額を打ち込む際に誤った数字を打ってしまった。それに気付かずお釣りまで渡してそのまま相手は帰ってしまった。誤差も数円単位なので、相手も気付かなかったのだろう。
店の関係者に謝罪をした。店長にもその旨を報告すると、なぜ起こったのか聞かれた。その際に「確認はしたのですが、レジに間違った金額を打ち込んでしまった」と伝えると、それがそもそもの誤りだと言われた。
確認というのは、硬貨を数えるというポーズを取ればいいものではない。硬貨を数えて、レジの数字を見て、それらが一致しているかどうかを確かめるのが"確認"だと。反省が甘いとまた同じミスをするとも言われた。
本当にその通りだ。
自分は何があったら他人のせいにしがちだ。今回も、レジにお金を入れたら自動で読み取ってお釣りまで出してくれるタイプのものなら良かったのに、とか思っていた。わずか数円なら募金箱を設置してそれに入れたらいいのにとか。
でも、結局自分が確認をちゃんとする癖を付けるように変わっていれば今回みたいなことはなかったのだ。加えてレジも良いものだったら、なおミスは起こらないだろうが。
何か問題が起こった時に、精神論で解決させようとするのではなく、論理立てて解決策と心構えを提示してくれるのはとても有難いことだ。おかけで目が覚めた。
ミスをしてしまったお客様には本当に申し訳ない。もしまた出会うことがあれば、ちゃんと謝罪をしたい。
