よくドラマとかで「二度見」ってあるじゃないですか。一度見た後、何かに気が付いてもう一回見る行為。♪にーどみにどみ 何見て二度見 十五夜お月様見てにーーどーーみ♪(時効警察より)
これを今日、リアルで行ってしまいました。人目もあったはず。恥ずかしい
何かと言えば、これですよ。
これを見つけて、思わず二度見しました。
インタビュー・カルチャー・マガジンの「SWITCH」。オシャレな本屋さんのエスカレーター沿いに飾られてるのを見たことがあります。これがゲームコーナーに置いてありました。
最初に見た時は「ポケモンの表紙の雑誌だなー」で通り過ぎようとしましたが、すぐに「あれ、浅野いにおじゃね!?」と気づき、もう一度見ました。
合ってました。浅野いにおの絵です。浅野いにおがピカチュウやミズゴロウを描いてる。すげえ、俺得ってこういう時使うんだ。ビニールはされておらず、本の端は少し折れていましたが、そんなの関係ありません。購入することに決めました。テンションマックスの状態でレジに向かうと、途中で店員さんに呼び止められました。(何事もなかったです)
ポケモンは子どものころからめちゃくちゃ好きですし、浅野いにおは漫画を全部揃えるくらいには好きです。好きと好きが合わさるって偉大ですね。
さて、肝心の中身ですが、「2015年1月号」というのが面白い時期なんですよね。スプラトゥーンがまだ発売されていませんし、ポケモンGOも翌年リリース。自分の周りで考えてみると、スマブラをやってて、艦これのブームもまだあり(ちょうどアニメ化された頃)、スマホゲーはパズドラや白猫が流行ってて(たぶん…)という感じでしたね。プレステは全くやらないので分からないですが…
なんというか、一種の過渡期だった感じですね。とりあえず今までやってたゲームで引き続き遊んでおくというか…もちろん、新しいゲームもどんどん出てましたし、ゼノクロとか買いましたけど、多くの人が一斉にやるというのが無かった頃って感じです。その後前述のスプラトゥーンが出て、空前のイカブームへ…という流れですかね。。
そんな「そろそろ変化が始まるぞ」って空気がある中で出版されているので、時代を先読みしたようなインタビューが多いです。妖怪ウォッチ・艦これ・モンハンと続いた後に紹介されているのが"Ingress"、ポケモンGOの前身となったスマホゲームです。その頃から人気があったので特集を組んで当たり前かもしれませんが、その後の爆発的な人気ぶりをみると「編集者ってやっぱり凄いんだな」と思わずにはいられません。
個人的に面白かったのは「DEAD OR ALIVE(DOA)5 Last Round」の特集です。申し訳ないですが、ゲームは知ってるけど遊んだことは無いです。この作品については「格闘ゲームのオルタナティブ」と紹介してあり、プロデューサーの早矢仕洋介さんにインタビューをしています。従来の格ゲーが男主人公だったのに対し、女主人公という点がDOAシリーズの特徴だと踏まえた上で、
女の子をより可愛く表現し、美しい乳揺れを目指す(笑)
でも格闘ゲームは終わりのない高校野球みたいなもので、高校1年生と高校20年生が一緒に試合してしまう状況が生まれています。
格闘ゲームは「負けても面白いゲーム」にしなきゃいけないと思っています。『DOA』はそこに意識的に向き合っているシリーズ。
だと言われています。格ゲーの世界は上級者と初心者の壁が顕著なので、その世界において「負けても面白い」ことを目指すのはかなり難しいです。負けたら悔しいし、初心者はたいていフルボッコにされるので。すぐに嫌になってしまうものです。(経験有り)だからこそ、それをどう乗り越えるか考えている姿勢に好感が持てますし、興味も持てます。調べたら「DOA6」は出るみたいですが、switch版は無さそうなんですね。。
ゲーム以外にも、小泉今日子の対談があるなど面白い記事が多いので、ずっと読み続けられますね。一日で読み切ってしまうともったいない。
良い本に出会えました。