物をあまり捨てない主義だ。あまりにも多くなって整理が必須となれば別だが、基本使わなくなったからと捨てることはない。
その中で最たるものがこの一冊だ。
2003年11月号のニンテンドーキッズ。まだ持ってる人はほとんどいないのではないだろうか。
たまに見返すとこういった雑誌は面白い。まず、巻頭特集がポケモンのファイアレッド/リーフグリーンと、ポケモンコロシアムだ。どちらも発売前の新情報を載せている。自分もこれを目当てに買った覚えがある。
当時を下げるつもりは全く無いが、この雑誌では例えば戦闘画面を「今にも動き出しそうな可愛いポケモン達」と評している。この頃は技を出す時以外ポケモンが動くことが無かった。エメラルドからモンスターボールから登場した時にアニメーションが付くようになり、ブラック/ホワイトから待機中もポケモンが動くようになった。今では当然のことも、この頃は違ったことを思い出させてくれる。
他に紹介されているゲームも、ピクミン2/マリオ&ルイージRPG/逆転裁判3などだ。どれもまだ未発売。GBAとGC作品の時代である。お便りコーナーも烈火の剣とか風のタクトのイラストが多い。
あと買った時は分からなかった作品も、今だと分かるようになっていることもある。「真・女神転生Ⅱ」のリメイク版とか。リメイクが出ていたことすら初めて知った。
そんな感じで、後々楽しめるかもしれないから取っておいていた。今もこうしてブログのネタに出来ている。
そう思って、先日これを買った。
購入の最大の決め手は表紙だが、スマブラ発売前ということもあって記念に買ってみた。アシストフィギュアとポケモンのことしか載ってなかったので少し残念。
それでも、また10年くらい経ったら楽しめるのでは無いだろうか。そんな期待を持っている。