tanojinの日記

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スマブラが上手くなったキッカケ

スマブラDXを小学1年生のクリスマスにプレゼントでもらった。それからずっとプレイし続けているのでだいたい17年くらい付き合いがある。最も付き合いの長いゲームだ。

 

ただし、スマブラDXは買ってもらった当初自宅にはなかった。正確にはゲームキューブを祖父母宅に置かれていた。家庭の方針だ。だからスマブラをやるには祖父母の家に行くか、友達の家に行くしかなかった。ちなみにゲームキューブはいまだに我が家にはない。Wii以降のハードは全て揃っているので不自由はないが… ちなみに、この間祖父母の家に行った時に探してみると、どうにも見つからなかった。捨てられたのだろうか。

さて、そんな状態なのでスマブラはずっと下手なままだった。WiiスマブラXからは自宅で練習が出来たが、それでも友達とは「いい勝負を繰り広げている」状態がずっと続いていた。控えめな表現。言ってしまえば、みんな下手だったのだ。だから腕前は同じくらい。

XからはWi-Fi対戦が出来るようになったが、普通に参加するだけなら上手くなりようが無かった。当時の環境を知らない人は「おきらくリンチ」と検索して欲しい。だいたい分かるはずだ。

恥ずかしながら、一時期は自分自身もおきらくリンチの「加害者側」として参加していた。勝てないから他の人と一緒になって負けないようにする。最下位だけは避けたい。そんな思いが働いていた。情けない話だ。

 

そんなある日、この時はリンチではなく普通に対戦をしようと思ってWi-Fiに潜っていた。自分はその時そこそこ使えると思っていたアイクを操作キャラに選んだ。ステージは当然終点に決まる。タイム制2分、普通に対戦をする人が集まれば終点の端と端で戦いが始まる。対戦しない人も端に集まる。自分が狙ったのは同じアイクを使っている人だった。

攻撃するが、全部ガードされるか回避される。そこから空中前攻撃、つかみ、横強攻撃など自分が普段使わない技を使ってくるアイクだった。(この文章で何となく察して欲しい。当時は本当に弱かったのだ…)たまに攻撃を与えられても、それまでにこちらは70%くらいダメージを受けている。何度対戦しても勝てない。それでも、何戦かすると一機撃墜することは出来た。

この相手の次の行動が、自分のスマブラ人生を変えたといっても過言ではない。

普通の人なら、復活した直後の無敵時間を利用して攻撃しようとする。撃墜されて不利な状況に陥ったわけだから、それを覆そうとするのは当然だろう。

でも、その人は攻撃をしてこなかった。無敵時間中はずっと待機していた。これは自分にとって衝撃だった。勝つことよりも、勝ち方に美学を追及するような人。(本当はどういう気持ちだったのかは分からないが、自分はそのように感じた)

 

サッカーが好きな子が、サッカー選手を見て「上手くなりたい」と思う。ピアノを弾いてる子が、プロの演奏を聴いて「上手くなりたい」と思う。自分の場合はスマブラだった。名前も知らないプレイヤーの動きを見て「上手くなりたい」と思えた。

 

その後その人には一度も勝てることなく、部屋を抜けられてしまった。でも、この日から自分は変わった。Wi-Fi対戦に潜り、おきらくリンチを受けることになっても対戦を挑む日々…

動きもスマッシュ攻撃ばかりでなく、いろいろな技を試すようにした。特に掴みを意識するようになった。何より、撃墜された後の無敵時間は待機するようになった。あの人みたいに。

 

結果、高校・大学時代とスマブラXを同級生で対戦することがあったが、負けることがなくなった。特に大学時代は30戦やって29勝するくらい(1戦は1vs3で遠距離戦になって負けた)勝てたので、周囲から一目置かれるようになった。

その後forが発売され毎日友達と対戦するようになったので動きはさらに良くなって、今に至る。

 

それでも。それでも、Wi-Fi対戦をすると実力はまだまだってことを分からされる。自分より上手い人は幾らでもいる。心が折れることもしばしばだ。なお、そうなった時は"そんな上級者と戦えるという事が誇らしい事だ"と思って立ち直るようにしている。

こうなれたのもあの時のアイクを使っていた人のおかげだ。Wi-Fi対戦のおかげでスマブラが上手くなり、周りの人の評価も変わった。それが何より良かったことなんじゃないかと思う。