ちょっと前に買ってました。先日も書いたけど、ルイージマンションが出るまでにゲームをクリアしていかないといけないので…
↑クリアの図
さて、感想ですが、「これを作った人はかなり性格が悪いんだろうな」です。ガセ情報を流す一般人に、すり抜け床&壁(見た目は普通の床/壁と全く同じ)、壁を壊さないと出会えない商人たち…などなど。
「ゲームの村人Aがいつも正しい情報を教えてくれるのはおかしい」。それは確かにそうだと思うんですけど、それにしたって嘘が多すぎ。VC版なので(?)今どの町にいるかも分からないし、正直攻略サイトを見ないとクリアは出来ないですね… というか、今どの町にいるのか全然分からなかったのだけど、当時の人はどうやってクリアしてたんだ…?取説に地名リストでも載ってたのだろうか。
すり抜け床と壁も厄介でしたね。2階を歩いてたらいきなり1階に落とされて、敵と遭遇したり毒床を歩いたりと面倒くさい。何より、2階まで戻らないといけないのが面倒くさい。(なお、どれがすり抜け床だったのか覚えていないのでもう〇周することもしばしば) すり抜け壁は実害こそないものの、攻略がストップしてしまうのが嫌でしたね。別のルートを探しに行って、結局元の場所に戻ってくるという。まあ、最後はすり抜け床も壁も何となく分かってきましたけどね。
壁を壊すのは暁月やサークルオブザムーンにもありましたけど、この作品では聖水でしか壊せないので、ぴょんぴょん飛び跳ねながら聖水を投げるシモン、という変なプレイになってました。2つ目の町に着いたとき、家の中に入っても誰もいないから不思議だなと思ったらこれだよ…
ここまで「性格の悪い点」を列挙しましたが、全体的にはかなり面白かったです。RPG要素があって取り掛かりやすいですし、動きは悪魔城シリーズのそれ、昼と夜で敵の強さが違うという少し変わったシステムがあるのも良かったですね。
難易度はそんなに高くないです。むしろ、この頃にしては&悪魔城にしてはかなり低い方。ゲームオーバーになっても、ハートと経験値を失うだけで同じマップの同じ場所からやり直せるなんてあり得ないですよ。さらに、鎖を強化すれば敵も楽に倒せるようになるし、敵に当たってもそんなにダメージは食らわない。もしダメージを食らっても、無敵時間がそれなりにあるのでごり押しが出来る。ボスも…かなり弱いです。
まあ、この「ボスが弱い」は評価が下がった点かもしれませんがね… 上の画像はドラキュラ戦での1枚ですが、にんにくを置いたらそれに引っかかって確殺出来てしまうという残念さ。普通に戦えばかなり強いんですけど、炎の鞭装備で月桂樹を使えばやっぱり楽に倒せちゃいます。人によっては金のナイフを使うそうですね。
死神とカーミラもかなり弱いです。死神は攻撃を食らった後の硬直が長いので、鞭振りをするだけで勝てます。カーミラも動きは単純なのですぐに慣れて勝てます。
いろいろ気になる点は出てきますが、この作品で語らなければいけないのはやっぱり音楽です。「Bloody Tears(昼の道)」「Monster Dance(夜)」「Dwelling of Doom(館)」などなど。なお、この3曲は全てスマブラに収録されています。「Bloody Tears」はXXの3面(トラウマ)でも流れる曲ですね。メデューサヘッドに何回も殺されたのでよく覚えてます。
悪魔城シリーズは耳に残るいい曲が多いです。このシリーズにハマったきっかけも、スマブラでシモン達が参戦した時に流れた「Vampire Killer」と「乾坤の血族」がずっと残っていたからですし…
次は「悪魔城伝説」ですかね。