tanojinの日記

昔は毎日書いていました。今後は不定期更新です。アフィリエイトをするつもりはありません。

「やがて君になる」

今現在連載中の漫画の中で一番好きなのが「やがて君になる」です。アニメも現在放映中ですね。映画かと思えるくらい作画が綺麗で、内容も原作準拠かつ少しだけ補填するようになっているのでとても良いです。

テーマは「百合」。つまり女性同士の恋愛(=GL)。それも、かの竹宮恵子先生から現代の「ありうる」GLと評される百合作品です。

読んだ時の自分の感想は「男女の恋愛漫画よりも恋愛している」でした。恋愛ものの漫画をたくさん読んでいるわけではないですが、奇をてらうような設定でもなく、鈍感すぎることも無く、下手に初々しいわけでもない。もちろん、「女性同士」ということでかなり特殊なんですけど、部屋にお呼ばれされてドキドキする、勉強で分からない所を教えてもらう、休日にデートする、キスをするなどなど、やってることはかなり「普通」です。まあ、「特殊」な人達が「普通」のことをするっていうのを面白いと感じるだけなのかもしれないですけど。

 

いろいろ書いてきましたが、自分がこの作品を知るきっかけになったブログを紹介しておきます。このブログを紹介することで作品の詳細を書かなくてもいいかなと思った。
7oku.hatenablog.com

この流れでアニメの公式HPも載せておきます。

yagakimi.com

今ならニコニコ動画で1・2話が見れます(無料)。たぶん明後日まで。

 

ここからは好きな場面の感想とかです。興味が無い人はブラウザバック推奨。

最初こそなんで燈子先輩が侑のことを好きなのか分からなかったので感情移入もしにくかったのですが、演説会が始まる前の緊張する燈子先輩を見て印象が変わりました。侑を好きになった理由も分かり、過去の話も垣間見える重要な場面です。もう、ここでやが君を好きになったとも言えます。この話の終わり(つまり1巻の終わり)のモノローグには引っかかりますが…

後は何と言っても水族館デートの会。アニメでここが放送されるかどうかが気がかりです。今まで燈子先輩に手を引かれていた侑が、逆にその手を引っ張るようになった場面ですね。まあ、侑はどんどん燈子先輩に惹かれていくんですけど。(上手いこと言ったつもり)立場が逆転するところは恋愛漫画の一番盛り上がる場面だと思いましたね。また、侑が一番笑っていた場面ってここだと思います。そして、この作品一の名場面。

侑が「こっち」と言って燈子先輩の手を引く場面

です。ここはね、見た時しびれました。ゾワッと来るというか。芸術です。読んでて本当に良かったと思いました。

 

「今季アニメ何見よう」「面白い漫画って何があるかな」と思っている方、やが君オススメですよ。